東京国立博物館で11月2日まで開催中の「皇室の名宝」展1期で、伊藤若沖の「動植綵絵」を見ることができる。30幅からなる大連作で、タイトルは「動植物を鮮やかに描いた彩色画」ほどの意味である。
活き活きと描かれた動植物の魅力が…などと単純化して語るようなことはできない。描かれている鳥や魚のなかには、まるで動物学者の観察記録のように、死骸を写生したのではないかと覚しき〈不自然さ〉をもったものがあるが、それらが卓越した構図中に配されることで〈生命〉を与えられて見えるのだから不思議だ。生と死のきわどいミクスチュアから、剥製をもてあそんでいるような背徳的な蠱惑を感じずにはいられない。
If you are fortunate enough to be staying in Tokyo this month, I bet you’ll have a wonderful time at Tokyo National Museum (exibiting Treasures of the Imperial Collections - Splendor of Japanese Art).

東京国立博物館で11月2日まで開催中の「皇室の名宝」展1期で、伊藤若沖の「動植綵絵」を見ることができる。30幅からなる大連作で、タイトルは「動植物を鮮やかに描いた彩色画」ほどの意味である。

活き活きと描かれた動植物の魅力が…などと単純化して語るようなことはできない。描かれている鳥や魚のなかには、まるで動物学者の観察記録のように、死骸を写生したのではないかと覚しき〈不自然さ〉をもったものがあるが、それらが卓越した構図中に配されることで〈生命〉を与えられて見えるのだから不思議だ。生と死のきわどいミクスチュアから、剥製をもてあそんでいるような背徳的な蠱惑を感じずにはいられない。

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